Found a reason to be strong

嵐とももクロとそのほかいろいろ。

有安杏果ももクロ卒業に際して思うこと。

 

 

ラストライブの当落がわかる前に、

21日が来てしまう前に、

自分の今の気持ちを吐き出したかった。

 

それがブログを書こうと思ったきっかけです。

 

 

突然の卒業発表から二日。

まだ心のもやもやがなくなることはなく、

なんなら日に日に大きくなっている気さえする。

こんなにも長くて、胸が詰まる二日間は初めてです。

 

 

そんな心境のまま書く文章はきっと全然まとまりがないだろうし

誰にも言っていないような、

誰にも言えないような汚い感情も

この場所で吐き出すつもりなので、

たぶんすごく醜い文になるんだろうな、って思います。

 

 

でも本心を語る場所はここくらいしかないと思ったので。

さみしいオタクがショックを乗り切るための

唯一の防衛策だと思って読んでくだされば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業を知って、一瞬頭が真っ白になった。

そこから少し落ち着いて、まず一番に浮かんだのは

 

 

 

 

 

ああ、やっぱそうだったんだな

 

 

 

 

 

という思いでした。

 

去年一年間のソロ活動がとても気合が入っていたこと。

それに対して、ももクロでの活動はどこか気が抜けた様子だったこと。

 

私の勝手な印象かもしれないけど、

どことなく、ももかちゃんには、

 

 

 

 

 

 

 

彼女はアイドルじゃなくアーティストになりたいんだろうなあ

 

 

 

 

 

 

もっと実力をつけたら、辞めちゃうのかもしれない。

ソロ活動が本格的になってからは、なんとなく、そう思っていました。

 

緑推しの母が、嬉しそうにソロアルバム聴いて

幸せそうにソロコンに行く姿を見ていたから、

当然母にはそんなこと言えなかったし、

口に出してしまったら途端に現実味を帯びそうで

誰にも言ったことはなかったけど。

 

 

 

 

杏果ちゃんが辞める時はきっと

 

歌手になりたい

 

って言う時だろうな、って思っていたから

芸能界からも距離を置くというのは正直驚きでした。

 

 

日曜日が終わってしまえば、

もう杏果ちゃんを見ることはなくなってしまうのか、と

なんて呆気ないんだろう、とも思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「普通の女の子になりたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルの卒業や脱退の理由のTOP3にはランクインするんじゃないかな。

それくらい、似たような言葉は何回も聞いたことがあります。

 

 

 

でもいざ自分の身に降りかかったこの言葉は

想像以上に重くて、鋭かった。

 

 

 

彼女が22年間身を置いてきた芸能界という世界の厳しさも

常にスケジュールが埋まっている生活も

私にはわかりません。

 

 

普通の女の子に「戻りたい」

 

ではなく

 

普通の女の子に「なりたい」

 

 

であることも、

 

私たちには永遠に理解してあげられない感覚で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど。

 

私にはその言葉がショックだった。

 

 

 

ずっと応援してきたその声が

あなたにとっては重荷だったのかな、って。

 

私たちが見せてあげたいって思っていた景色が、

ももクロに連れて行ってほしいって思っていた場所が、

あなたの見たい景色、行きたい場所ではなかったのかな、って。

 

 

 

どうしてもそう思ってしまう。

 

 

 

 

 

 

もちろん、杏果ちゃんがどれだけモノノフ思いだったか

6年応援してきたなりにはわかっているつもりです。

 

あの発表にあったモノノフへの感謝も、

口だけの、言葉だけのものだなんて思ってない。

 

 

 

 

それでもやっぱり

彼女たちの幸せを願って応援していたことが

いつから足枷になってしまってたんだろう、

って、考えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、

 

それよりもさらにつらかったのは、

5人での番組出演だった。

 

 

 

 

私が彩高推しだからっていうのもあるのかもしれないけど、

 

 

 

正直つらすぎて見ていられなかった。

なんの苦行だろうってくらいつらかった。

 

 

 

 

 

杏果ちゃんが、普段ももクロにいる時よりも晴れやかな笑顔だったこと。

 

 

 

そしてそれと対照に、

 

 

 

夏菜子ちゃんが、笑わないこと。

 

しおりんが、いつも以上に杏果ちゃんと目を合わせること。

 

あーりんが、自分から進んでふざけた話題をぶっこんでくること。

 

れにちゃんが、モノノフに寄り添うって言っていたこと。

 

 

 

4人の行動のすべてが、固くて。

笑顔が、ぎこちなくて。

 

見ていていたたまれない気分になった。

 

 

そんな顔をさせているのは杏果ちゃんなのに

その杏果ちゃんが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これからもももクロは続いていくので

 

これからもももクロをよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて、言わないでほしかった。

 

杏果ちゃんから聞くその言葉と

4人から聞くその言葉と

意味合いも、受け取り方も、ファンの思いも、全然違う。

 

少なくとも、

この状況で、このタイミングで、この雰囲気で、

杏果ちゃんが言っていい言葉ではなかったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

杏果ちゃんの

「普通の女の子になりたい」

という気持ちを否定するつもりはありません。

 

 

 

勝手に自分の中で、ももクロは、

ずっと5人で進んでいくものだと思っていたから、

もちろん辞めないでいてほしかった。

 

見せてほしい景色も、見せてあげたい景色も、たくさんあった。

 

 

楽しみにしてた10周年だって、

5人で、ステージに立っていてほしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと器用ではない杏果ちゃんにとって、

卒業を考えながら過ごす一年は、

卒業に思い至るまでに悩んだであろう時間は、

とてもとてもつらかっただろうと思います。

 

 

 

せめてもう少し待てなかったのか、って意見もたくさん見たけど

記念すべきアニバーサリーイヤーが

杏果ちゃんの卒業で埋め尽くされることを考えれば、

杏果ちゃんにとっても、四人にとっても良かったと思う。

 

 

 

発表から卒業まで一週間という驚異の短さも、

私にとってはこれくらいでちょうどよかったかもしれない。

 

この期間がどれだけ長くても

きっと受け入れることはできないだろうし

これ以上四人の固い顔を見たくもない。

 

 

 

 

春の一大事や、青春ツアー完走まで待てなかったのは、

きっと杏果ちゃんも限界に来ていたからなんじゃないのかな

って思ったりもしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

急なタイミングだったのは

これ以上はもう持たない、

そんな判断が下ったからなのかも、と思ってみたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つらつらと書いてきましたが、

今回の杏果ちゃんの決断を責める気は一切ありません。

 

 

 

 

途方もないほど悩んで決めたことだろうから、

私たちには見えないところでたくさん苦しんで、傷ついてきただろうから、

今はまだ受け入れられないし、「応援する」とも言えないけど、

それでもちゃんと「お疲れ様」って言えるようになりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、4人になったももクロがどうなっていくのか、

全く想像がつきません。

 

でもそれはメンバーが一番思ってるだろうし、

不安でたまらないと思う。

 

 

 

 

 

Twitterで、

 

「このタイミングで解散すべきだったんじゃないか」

 

ってツイートを見つけました。

 

 

 

 

ももクロ=5人で完成するもの

 

 

この印象が強いんだろうなって思います。

 

実際そういう風にするのが正解なのかもしれない。

 

 

 

 

 

けど私はそれでもももクロを続けようとしてくれている

かなこちゃんに、しおりんに、あーりんに、れにちゃんに、

感謝の気持ちしかないし、ついていこうとも思います。

 

 

 

 

ひょっとしたら4人の中にも、

杏果ちゃんのように辞めたがっているメンバーがいるのかもしれない。

 

 

今回の件をきっかけに、

ももクロの人気ががたっと落ちるかもしれない。

方向性も大きく変わるかもしれない。

 

 

それでも、ももクロが続いていくのなら、

私は応援し続けます。

 

 

 

 

モノノフになってから6年間、一度も後悔したことがないから。

 

きっとこれからも、

「モノノフでよかったなあ」って、思わせてくれるはずだから。

 

 

 

 

夏菜子ちゃんが、国立競技場で、獲りに行くと言った

「笑顔の天下」には、ゴールも優勝もないけど、

それでもももクロは見せてくれると信じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5人のももいろクローバーZがいたこと、

5人でたくさん伝説や歴史を残してきたこと、

それは絶対になかったことにはならないししたくもない。

 

 

けど、4人のももクロ

「残った」4人にはしたくないし、

いつか、4人で、5人のももクロを超えてほしいなって思います。